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2005年10月 5日 (水)

オペラ座の夜 / クイーン

opera  「人間はあるものを知る最後の世代になりたがる生き物である。」

 例えばよく使われる「リアルタイム」という言葉。この言葉にもその上記の真理が多く含まれている。「私はこのバンドが現役で活躍していた頃を知っていますが、あなたはどう?」

 

  こういう人間という生き物にとって、一番厄介な存在は「より新しく勢いがある、そして自分の愛するものを脅かすもの」である。そしてその存在を中々認めようとしない。自分だけが知っていたものより、更に勢いのあるものを、自分より若い世代が知ってしまうのである。今までのカリスマは自分だけが知っていた。でも新しいカリスマは自分より下のものが知ってしまう。リアルタイムで・・・そしてその良さを自分は理解できない・・・・

 私はわりと初期のクィーンをリアルタイムで聞いていた年寄りである。最初に聞いたのは、うーん確か2ndに入っている「輝ける7つの海」だったと思う。そのころツェッペリンやクリムゾンを夢中になって聞いていた私としては、「クィーンなんて若造が・・・・けっ!」なんて調子で聞いていた。そして批評家もどちらかと言えば、あまり好意的な評は少なかったような気がする。大貫憲章を除いて・・・

 でも実は彼らのデビューは1973年でツェッペリンやクリムゾンと4年くらいしか変わりない。ただなぜか、クィーンやエアロスミスは「若手」という印象で(解散してしまったけれど)ツェッペリンよりキャリアが浅い・・・というイメージで見てしまう私。やはりツェッペリンをリアルタイムで聞いていたという意識が素直にクイーンの歴史の長さ、活動の古さを認める事をジャマをしているのか?

 さて話は変わるが、クイーンは最初、(同じ頃に活躍していたKISS同様)メンバー4人がそれぞれの個性を殺す事を戦略としていたように思える。2ndや3rdのジャケットを見れば、確かにフレディが少し前面に出ているが、髪型も似せているし(まあ①髪の色は変えようがないが・・・ロジャーの金髪②ヴォリュームは変えようがないが・・・ブライアンの爆発頭)服装も同じようにして、4人のロボットが歌っているようにしていたものだ。(その頃のミュージックビデオを見ると・・・)

 でも、ライブエイドの頃のDVD-1985年-で見るクイーンは完全にフレディのソロバンド。

 メンバーが同じような長髪だったヘア・スタイルから、フレディはその後のトレードマークとなるベリー・ショートにして、ひげも生やし始めた。革ジャンもOK。(まさにハード・ゲイ・スタイル)ぶ厚いコーラスとクラシカルな音楽が一つのトレードマークだった楽曲から、フレディの個人の卓越した歌唱力を全面にフューチャーした作品が増えていった。

 これも昔のクイーンをリアルタイムで知っていたものからすれば淋しい限りであった。何か短髪、白タイツのフレディのバンドはコミックバンドみたいでもあった。このフレディをフロントマンとして押し出していった作戦の中で「ザ・ゲーム」は全米第1位を獲得する。

 最初、クイーンが登場した時は「若いバンドが・・・・」なんて文句をつけていた私は、クイーンを理解して好きになっていった。でも「ザ・ゲーム」については全世界で売れたのにもかかわらず、「昔のクイーンは違ったよ、良かったよ。」と講釈をたれる。

 私の中のクイーンの最高傑作は「オペラ座の夜」。本当に「ボヘミアン・ラプソディ」を最初に聞いたときの驚き。これは否定できないものだ。その驚きが「愛という名の欲望」では全く感じられなかった。まだ18歳の時だというのにである。

 人間って勝手な生き物だ。

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コメント

オペラ歌手のモンセラ・ガバリエとのデュエット「バルセロナ」も好きです。

投稿: DJナオミ | 2005年10月 5日 (水) 21:03

偶然とはいえ、何かを感じてしまいました。
同じ、アルバムの画像が!
さて、私もクイーンをリアルタイムで聴いていた一人でございます。やはり、フレディのタイツ姿はインパクトあります。
来日公演で、着物を羽織った姿も印象的で、一人で目立ってましたね。(ミュージック・ライフで見ました)
この頃、愛読書だった鴨川つばめ氏のコミック「マカロニほうれん荘」で、登場人物達がロックアーティストのコスプレしている場面がなんとも愉快でした。確かフレディも登場していました。(キンドーさんだったかしら?)
やはり、初期のクイーンは好きでした。

投稿: エディ | 2005年10月 5日 (水) 21:29

ぷくさん、こんばんは。

すみません、『ザ・ゲーム』当時好きでした。(私のクイーンはここまで)
でも今聴くと、何か変な感じで聴けないですね。当時からけっこう違和感ある曲多かったのは確かですが・・・。何で好きだったのだろう、と思ってしまいます。

>「昔のクイーンは違ったよ、良かったよ。」と講釈をたれる。

私も多分アルバム『ホット・スペース』から、友達相手に同じ事を言っていた気がします。

投稿: Junk | 2005年10月 5日 (水) 21:38

ナオミさん、トラバ&コメント感謝です。

もちろん、オペラ好きの私、カバリエ大好きですよ。

ウィーン国立歌劇場の引越し公演、アバド指揮のロッシーニ「ランスへの旅」。彼女、体重ありすぎて演出変更、ずっと座ったまま歌っていました。まだお金も暇もあったぷくちゃんの思い出です。43000円くらいしましたよ。チケット代金。

ああ、あの頃は何故あんなにお金があったのか・・・

投稿: ぷくちゃん | 2005年10月 5日 (水) 23:09

アンヌ、もといエディさん、コメント感謝です!

>同じ、アルバムの画像が!

私ビックリしました。最初は文章の流れから2ndを一番好きなことにして、そのジャケットにしようかなと考えていたのですが(爆)、やはり本当によく聞いたアルバムを表紙にしようと、「オペラ座」を貼り付けたのです。

>キンドーさんだったかしら?

キンドーさんでした。「世界に捧ぐ」の頃のクイーンをよくパロッていましたね。

投稿: ぷくちゃん | 2005年10月 5日 (水) 23:12

Junkさん、コメント感謝です。

>でも今聴くと、何か変な感じで聴けないですね。当時からけっこう違和感ある曲多かったのは確かですが・・・。

そういうアルバム私多いです。これはお馬鹿選手権に使える!ありがとうJunkさん!

>私も多分アルバム『ホット・スペース』から、友達相手に同じ事を言っていた気がします。

皆同じなんだ・・・ホッ!

投稿: ぷくちゃん | 2005年10月 5日 (水) 23:14

キャーッ!キャッ、オッ、キャッ、オッ!エイ!エイ!エイ!ストッ。キャーーーーーッ!なめるんじゃないわよ。やーねぇ。あたしの好きなのは「イニュエンドゥ」!「イニュエンドゥ」なの!

投稿: masa | 2005年10月 5日 (水) 23:56

フレディの真似をよくしていたのは、キンドーさんよりもクマ先生だったように思います。ノオッ。

やはりクイーンは2nd~ジャズあたりまでが一番凄いと思いますが、わたしにとってのリアルタイムはワークスからです。♪オールウィーヒーイズ、レディオガガ、レディオググ~

結構好きです・・・。♪あいうぉんとぅぶれいくふりいー~

投稿: カナ | 2005年10月 6日 (木) 01:27

masaさん、コメントありがとうございます。この掴み、きんどうさんですか(爆)・・・はずしていたらすいません。

「イニュエンドゥ」・・・・見ながらでないと正確なタイトルを打てない「イニュエンドゥ」・・・・・これって良いのですか?全く一音も聞いたことがありません。クイーン語る資格なしですね。

投稿: ぷくちゃん | 2005年10月 6日 (木) 05:58

カナさん、いつもコメント並びに校正ありがとうございます。

>フレディの真似をよくしていたのは、キンドーさんよりもクマ先生だったように思います。ノオッ。

「ノオッ。」の「ッ」に鴨川先生のこだわりを感じますね。

実は「レディオ・GA・GA」(タイトルの正確な表記わからず)、「フラッシュ・ゴードン」(あの映画の宇宙船の形は最高!)は大好きなんです・・・・


投稿: ぷくちゃん | 2005年10月 6日 (木) 06:01

師匠、ど~もデス、
クイーンってあ~んまり聴きこんでないんで、めったなことは言えないんですが、、。今バンドで「We are the Champion」やってたりしてマス。やっぱりクイーンはコーラスバンドですネ~、、。

投稿: Paul | 2005年10月 6日 (木) 08:27

Paulさん、お返事忘れるところでした。(爆)

>バンドで「We are the Champion」やってたりしてマス。

中学生の時いじめられっ子の体操部の男が、運動着のタイツ姿でこの曲を(口パクで)歌わされていました。カワイそうに・・・助けなかった私。それが今のこんな生活を呼んでいるのかも!

>やっぱりクイーンはコーラスバンドですネ~、、。

ピンポーン!

投稿: ぷくちゃん | 2005年10月 6日 (木) 22:15

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