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2007年3月20日 (火)

パフューム/ある人殺しの物語

Ben_whishaw12

 多分映画とは全く関係のないこと書くと思います。

 さて皆さん、匂いには敏感ですか?私は凄く敏感なんです。小学校のころ「おもらし」をしていた友人をすぐに見つけてしまったくらいです。それだから同窓会に呼ばれないのかもしれません。(←それ以外にも理由が・・・)

 今でも匂いというか良い香りは大好きです。コロンも出来る限りつけてみたい・・・でも残念ながら私は動物性の油にアレルギーがあります。そのためムスク系の匂いを嗅ぐと、一日中鼻がつまったような感じになってしまうのです。

 だから仕方がなく、ノー・コロンで過ごしています。ああ、つけてみたいコロン・・・(←変態?)

 そこまで言いましたが香りフェチではないので、この主人公の気持ちは良くわかりません。どうみても変態としか言いようのない主人公の行為。加齢臭を出し始めようとする年になった私からは想像もできません。

 美しい女性から出てくる「香り」・・・そんなものがあるのでしょうか?不思議でしょうがありません。その匂いを保存したいなんて。やはり正気の沙汰とは思えません。

 不幸な境遇に育った主人公。彼は自分自身をその香りとともに永遠に人の記憶に残しておきたかったのでしょう。人並み外れた才能を一つでも持ってしまうと、そんな欲望がわきあがってくるであろう事は想像できます。

 でも死刑執行場所でのパフォーマンス、あれだけ多くの人をも惑わせた彼の香りの威力も永遠には続きません。皆もとの家に戻っていきます。結局、自分を永遠のものにするためには、ラストのシーンとなる行為(=あれは手品ではないですよね?)を実行するしかなかったのです。

 私は偉大な人物でも何でもありません。だから人の記憶に残ろうとは思いません。こうやってブログで皆さんと楽しい思いを今させていただいている、これだけで十分です。今でも何人かの方は音信不通になってしまって、リンク先を消さなければならないようになっています。その人たちも私とコメント欄で遊んだ事など、もう忘却のかなたとなっていることでしょう。

 それでいいんです。人間の存在なんてそんなものです。今のこのひと時を楽しく生きているかが問題であって、その遊んでいる相手の記憶にいつまでも残ろうなんて考えたりしません。

 映画としては素晴らしいものでした。でも主人公の行為がどうしても思い上がりも甚だしい、そういう感じを受けました。ただし、これは自分に才能がないからこう言っているのであって、もし桁外れの才能があったら、思い上がってしまうのかな?

 平凡に暮らしていく事の喜びを実感させる一本です。偏執狂的な主人公の目!素晴らしい演技です。この人、どこかで見たと思ったら、ブライアン・ジョーンズの映画でキースを演じていた人でした。他の役者も素晴らしいです。集団SEXのシーン!カメラアングル大変だったのでは?

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» パフューム ある人殺しの物語 [カリスマ映画論]
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受信: 2007年3月24日 (土) 13:36

» Perfume: The story of a murderer(2006,Germany/France/Spain) [The Final Frontier]
天才と奇人は紙一重。 パフューム 18世紀のパリ。悪臭立ちこめる魚市場で一人の赤ん坊が産み落とされる。危うく捨てられかけた赤ん坊は、間一髪で拾われ、グルヌイユ(Ben Whishaw)と名付けられて育児所に引き取られる。グルヌイユは友だちもいない孤独な子どもだったが、..... [続きを読む]

受信: 2007年3月24日 (土) 23:28

» パフューム/ある人殺しの物語 [Akira's VOICE]
血の流れない「ハンニバル」  香りの生存証明。 [続きを読む]

受信: 2007年3月25日 (日) 10:52

» パフューム ある人殺しの物語 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
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» 「パフューム ある人殺しの物語」映画と原作の感想 [ポコアポコヤ 映画倉庫]
普段つけないけど、香水系が大好きなのと、「ラン・ローラ・ラン」の監督さんの映画ということで、興味津々で見ました。が、「変態匂いフェチ」映画というかんじでしょうか・・・。 天才的な嗅覚を持つ主人公が、その才能... [続きを読む]

受信: 2007年3月29日 (木) 11:04

» パフューム ある人殺しの物語 (Perfume: The Story of a Murderer) [Subterranean サブタレイニアン]
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受信: 2007年3月30日 (金) 13:50

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受信: 2007年4月 7日 (土) 02:37

コメント

こんにちは♪
TBありがとうございました!
嗅覚であれ聴覚であれ、突出しすぎる事は不幸なのかな~と思ってしまいます。
平々凡々な感覚を持っているほうがいいですよね。
鈍すぎも困るけど(汗)

投稿: ミチ | 2007年3月20日 (火) 20:11

この小説を最近また読み直しました。
私はラストシーンが何度読んでも感動的なんですよ。彼にとっては匂いが言葉であり、表現であり、住処であるわけですね・・・
私も映画見なくっちゃ・・・ちょっと多忙なんで・・

投稿: evergreen | 2007年3月20日 (火) 20:35

ぷくさん、こんにちは。トラバありがとうございました。
元気ですか?
「映画史に残るラストシーン」と宣伝されてますが、ヨーロッパでは集団全裸アートとか普通ですから、もしかしたら「日本では...」という修飾子がつきそうですけど。
日本でも「野外全裸エキストラ募集」してみて欲しいものです。報酬は足代と弁当だけで。
ところで僕も相当匂いには敏感ですが、どう考えても「臭い」と思う香水が世間で人気あったりしますから、多分、10人中9人右向く中でひとりだけ左向く異質な性格な自分。きっと世間とは逆なのかも(汗)。
納豆を「いい香り」と思う人と朝まで討論してみたい!。

投稿: yanks | 2007年3月20日 (火) 22:27

ミチさんコメント感謝です。

>平々凡々な感覚を持っているほうがいいですよね。
鈍すぎも困るけど(汗)

その通り!「鈍」にならないように気をつけます。

投稿: ぷくちゃん | 2007年3月21日 (水) 18:21

evergreenさん、コメント感謝です。

>私はラストシーンが何度読んでも感動的なんですよ。彼にとっては匂いが言葉であり、表現であり、住処であるわけですね・・・

(ネタバレ)小説、読んでいませんが小説でも食べられちゃうんですか?もしそうだったら・・・びっくりデス。

是非、映画館に足を運んでください。

投稿: ぷくちゃん | 2007年3月21日 (水) 18:22

yanksさん、コメント感謝です。

>日本でも「野外全裸エキストラ募集」してみて欲しいものです。報酬は足代と弁当だけで。

yanksさんのブログでも言及していましたね!もしかしてyanksさんって裸族?それとも○○○に恐ろしいほどの自信が?(←誹謗攻撃!)実は私は温泉に行っても前を全然隠さない人間です。募集があったら是非教えてください。(爆)

>どう考えても「臭い」と思う香水が世間で人気あったりしますから、

もしかしてグ○チのラ○シュ?(伏字攻撃!)ここの部分に一番納得できます。

投稿: ぷくちゃん | 2007年3月21日 (水) 18:26

こんばんは。
グルヌイユの生涯は果たして幸せだったのか。
生まれた時から誰にも愛されず、彼は愛とは何なのか全く理解出来ていないと思います。
彼もある意味被害者だと感じますね。

しかし、グルヌイユ役の男優、キモイと思っていたら、素顔の彼はとっても好青年でまたまた驚きました。
やはり俳優ですね。
では、また~

投稿: 小六 | 2007年3月21日 (水) 19:44

こんばんは☆TBありがとうございました。
こちらからうまく遅れないのでコメントで失礼します!
とっても異質な作品でしたね。
ワタシは、、、ラストを受け入れることができなかったけど
ずっと忘れられなさそうです。

またよろしくお願いします♪

投稿: きらら | 2007年3月22日 (木) 22:36

小六さん、コメント感謝です。

>グルヌイユ役の男優、キモイと思っていたら、素顔の彼はとっても好青年でまたまた驚きました。

そうなんです。キース・リチャードの役でも気持ち悪かったです。役者って凄いですよね。

投稿: ぷくちゃん | 2007年3月23日 (金) 19:35

きららさん、わざわざコメントすいません。

>ワタシは、、、ラストを受け入れることができなかったけどずっと忘れられなさそうです。

あれはぱくぱくされてしまったということでいいんですよね?人に聞ける様な話じゃないですが・・・

投稿: ぷくちゃん | 2007年3月23日 (金) 19:37

ぷくちゃんさん、ご無沙汰してます。
横から何ですが、
あれはぱくぱくされてしまったということでOKだと思います。
なんで・・・?とも一瞬思いますが、
たぶんキリスト教圏では何となく納得することなのかな、
と人ごとのように私は考えました。

投稿: ウルフガー | 2007年3月31日 (土) 17:27

ウルフガーさん、コメント感謝です。

>あれはぱくぱくされてしまったということでOKだと思います。

おいしいのかな?(←大馬鹿)そうか、やっぱりそうだったのですね。ご教授ありがとうございます。

>たぶんキリスト教圏では何となく納得することなのかな

一応信者ですが全くわかりませんでした。

投稿: ぷくちゃん | 2007年4月 1日 (日) 14:02

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