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2008年1月15日 (火)

4分間のピアニスト

Four01

  いろいろな意味で痛い映画でした。(1月13日 静岡シネギャラリーにて鑑賞)  

 80歳になるトラウデ(モニカ・ブライブトロイ)は、60年以上女子刑務所でピアノを教えている。彼女は何年も貯金して新しいピアノを購入するが運送に失敗し、その責任を追及される。早急に彼女のピアノレッスンを受ける生徒を探す必要に迫られたトラウデは、刑務所内でジェニー(ハンナー・ヘルツシュプルング)という逸材と出会う。(シネマトゥデイ)

 という話・・・だったんですか!最初の導入部はよくわかりませんでした。(爆)自分で貯金したピアノなのになぜ責任を・・・

 まあこの話は横に置いておいて、とにかく主人公に少しでも共感できるかが、鑑賞の大きなポイントになっています。それがすごく難しいのです。

 乱暴でキレやすくて人の親切にもお礼を言うことが出来ない。この少女の才能がいくら天才的でもなかなか共感はできません。しかし物語が進むにつれ、彼女の悲惨な過去が段々と明らかになっていきます。それと同時に老教師の過去、性癖も明らかになっていき・・・

 教師と生徒は果たして心の交流を持つことが出来るのか。この物語は生徒だけでなく、教師の側にも大きな問題があったことを明らかにしていきます。教師も自分の過去のトラウマにとらわれていて、生徒に心を開いていなかったのです。これでは生徒の方が、一方的に心を開いていくことは、ひじょうに困難だったと言わざるを得ません。

 最初に終了時間がわかっていたので、終了間際になっても話が決着つかないことにイライラさせられていきます。周りの人間の罠にかかってピアノも満足に弾けない状態、おまけに刑務所の所長以下、職員はコンクールの決勝への出場の反対決議を可決します。

 主人公の少女は果たしてコンクールの決勝で弾くことができるのか?

 4分間でいったい何ができるのか?そこにはあっという答えが突き付けられます。私はクラシックが好きな人間なので、この答にはあまり共感できません。でもその生き方、鮮やかさには共感できました。あなたは共感できるでしょうか。

 ヨーロッパの映画はアメリカの映画のように大金をかけられません。でもヨーロッパには伝統があります。アメリカよりずっと長く国家は続いてきました。クラシックはその象徴でもあります。その伝統があるから、自信をもってクラシックをぶっつぶすような結末を用意できたと思います。ある意味で爽快です。

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コメント

BS時代になり 衛星でヨーロッパの映画をやってますね~
昔見たフランスのSFアニメは、キャラクターデザインがすごく独創的でした。
普段洋画っていいますとアメリカのものを連想しがちですが、ヨーロッパの
ほうがユニークなものが多いんでしょうか。

おっと 詳しくないのにまたコメントしてしまった~(^^ゞ

投稿: enski | 2008年1月15日 (火) 08:01

ぷくちゃんさん、はじめまして☆
トラックバックありがとうございます。(*^-^*

伝統をつぶす事で自己を解放しようとしていたのでしょうね。

投稿: BC | 2008年1月15日 (火) 23:11

眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い眠い

投稿: スリーピー | 2008年1月16日 (水) 02:02

えんすきさん、コメント感謝です。

ヨーロッパの方が確かにユニークなものが多いです。でも地方ではあまりやらないのですよ。どれもこれもシネコンになってしまっています。ついにはつぶれるシネコンも・・・浜松あたりの映画館はどうなのかな?

投稿: ぷくちゃん | 2008年1月16日 (水) 06:29

BCさん、コメント感謝です。

>伝統をつぶす事で自己を解放しようとしていたのでしょうね。

おっしゃるとおりですよね。私もそう書きたかったのですが、うまく言葉が見つかりませんでした。(爆)

投稿: ぷくちゃん | 2008年1月16日 (水) 06:30

スリーピーさん、眠いんですね。

投稿: ぷくちゃん | 2008年1月16日 (水) 06:59

私も眠いですぅ。爆
こんばんは;
んー、私はクラシック大好きですけど、この作品での結末は伝統をぶっつぶしたとは思いませんでしたよ;
むしろ共感は出来なかったけれど、大いに共鳴させられました。温度もかなり高温でヒリヒリ痛いものが感じられましたけど、その熱さを持てるだけのエネルギーに理屈抜きで魅せられました。
でもクラシックは永遠に不滅です!
・・・ねっ?!

投稿: シャーロット | 2008年1月16日 (水) 21:32

シャーロットさん、コメント感謝です。

共鳴ですか!私はなんて言うのかな、ドイツの伝統、歴史を感じました。アメリカ映画だったらあそこでシューマンを完璧に弾いてしまうような気がします。

でもあそこまでできたのはドイツ映画だから・・・

それにしても一人で協奏曲、どうやって弾くつもりだったのでしょうか。不思議です。

投稿: ぷくちゃん | 2008年1月17日 (木) 18:57

ぷくちゃんさん、こんばんは♪
すっかり遅くなってしまってごめんなさい。
あのシューマンのコンチェルト、ピアノだけでどうするつもりだったのか激しく知りたいです。
そして聞きたかったです。
あの即興演奏は魂の演奏でしたが、別バージョンでシューマンも聞いてみたかった~。

投稿: ミチ | 2008年2月15日 (金) 19:12

ミチさん、コメント感謝です。

そうです!コンチェルトです!不思議です。テープでも流すのかな?

私はあの曲がとても好きなので、是非とも聴きたかったです。今度この曲について書きたいと思います。

投稿: ぷくちゃん  | 2008年2月15日 (金) 22:48

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