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2008年5月11日 (日)

マグノリア

Mag

 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を観てからというもの、ポール・トーマス・アンダーソン祭りを一人で行っているぷくちゃんです。この映画は観なおしてみると感動的でした。例によって3時間と長いのですが、観終えた後の感動は筆舌しがたいです。(DVDにて鑑賞)

 「ブギーナイツ」のポール・トーマス・アンダーソン監督による感動の人間ドラマ。死期を迎えた大物プロデューサー、彼と確執のある息子、プロデューサーの妻とその看護人、ガンを宣告されたTV人気司会者、彼に恨みを持つ娘、娘に恋する警官、過去の栄光にすがる元天才少年など、LAに住むさまざまな人間たちの24時間を描く。群像劇のスタイルととりなががら、不可思議な糸でつながってゆく脚本は秀逸。トム・クルーズ出演。(Yahoo!映画)

 上で本映画の内容はほとんど言われてしまっています。(爆) 登場人物は何かしら問題を抱えています。常にイライラしています。そして観ている人間は必ず思うのです。「この人、自分に似ている・・・」

 物語はたった一日のことしか描いていません。そして話が進むにつれ、その閉塞感は行き着くところまで行ってしまうのです。観ているものは思います。「3時間の映画でしょう?どうやって終わるの?」

 監督はそこで鮮やかな答えを出しました。旧約聖書で災いとされる「ある事象」を起こしたのです。その災いによって罪は贖われ、朝を再び迎えることができたのです。その場面はグロテスクでありながら、恐ろしいほど清々しい、全く相反する二つの性格を鮮やかに示してくれました。まさに天才です。

 一番の見所は天才少年がクイズに出演している場面。ここでの音楽はあまりにも効果的で、クイズ番組の生中継をはさみながら、すべての登場人物の抱えている問題が膨張していく様子が胸に迫って描かれています。本当、こんな体験は久しぶりでした。凡百の映画では味わえない類の経験です。

 例によって出演者の演技は素晴らしい。「ブギー・ナイツ」から連投のジュリアン・ムーア(薬を受け取る時の素晴らしい演技!)、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・C・ライリー、フィリップ・シーモア・ホフマンにはいくら讃辞を送っても送り足りないほどです。

 そしてトム・クルーズ。これが地では?と思えるほどのキレた演技。髪型と相まってすごく気持ち悪い、いかがわしさを表現しています。フェリシティ・ハフマンも「デスパレードな妻たち」よりいいし、アルフレッド・モリーナ他、脇も万全。

 途中休み休み観て、これほどの感動を受けたのです。映画館でつづけて観た方の感動の大きさは想像できません。プロローグとエピソードの入れ方も素晴らしいです。そしてスーパー・トランプ他の音楽の選曲はセンスに溢れています。

マグノリア コレクターズ・エディション
ポニーキャニオン (2001-02-07)
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エイミーマンの楽曲に触発され、ポール・トーマス・アンダーソンが作り上げた映画『マグノリア』。 僕はこの映画が大好きだ。 トム・クルーズのゴールデングローブ助演男優賞など多くの賞も獲得した人気作で、観た人も多いと思う。 登場人物たちは、それぞれどこかで繋がりを持ち、それが大きなひとつの物語のように描かれている。 3時間を越える映画だが、全く長さを感じさせない。 さて、この映画を語らんとすると、どうしてもあのラストシーンが話題となる。... [続きを読む]

受信: 2008年5月11日 (日) 23:08

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エイミーマンの最新作『フォーゴトン・アーム』を買った。かなりグッときた。 エイミーマンといえば、80年代にはティルチューズデイというグループで活躍しており、当時MTVなどをよく見ていた人なら覚えがあるはず。 ソロとしては、2000年に公開された映画『マグノリア』のサントラが有名。ポール・トーマス・アンダーソン監督によるこの映画は、男性向けセックスカウンセラー?に扮するトム・クルーズなどの複数の登場人物が微妙に絡みあう人生模様を描いた、ちょっぴりもの哀しい物語(オススメです)。 エ...... [続きを読む]

受信: 2008年5月11日 (日) 23:20

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 L.A.郊外のサンフェルナンド・ヴァレー、曇り空のある日、人気長寿クイズ番組を介して、  お互いに知らないままつながりを持つ男女の人生模様が映し出されます。  プロデューサーで死の床にあるアール・パートリッジ(ロバーズ)、アールの若い後妻リンダ(ムーア)....... [続きを読む]

受信: 2008年5月12日 (月) 12:25

コメント

こんにちは♪
『SNF』も(学芸会でやった)
『愛と青春の日々』も(パット・ベネターのジャケットが妙に懐かしい)
はげジュードもレッドフォードも好きですが
やっぱしPTAは大好きです。男前なのも非常にポイント高いし。『ブギーナイツ』もよいけれど、『マグノリア』の絶妙なアンサンブルはさすがロバート・アルトマンの後継者みたいな評価も納得というか、アルトマンみたいな変な嫌みもないしうまいんじゃないかと思いました。ずいぶん前に鑑賞したので記憶もおぼろげですけれど、登場人物が一人ずつ歌を歌いながら場面がつながっていくところがすごく沁みた記憶があります。

投稿: mako | 2008年5月11日 (日) 11:10

これは傑作ですよね。
大好きです。
エイミーマンによる曲もとてもいい!

投稿: 名盤! | 2008年5月11日 (日) 11:45

ぷくちゃん♪
★スーパートランプに妙に反応してしまったHorlicksです。
(ブレックファースト・イン・アメリカ♪)

ぁ、それから今日は怒涛の4連カキです(汗)

『マグノリア』は純粋に興味が注がれました!

それから、事後報告を・・・

Horlicksの勝手にレビューでは
最新記事『尾崎亜美選手権♪』において
ぷくちゃんの「eclipse的な独り言」の記事を
随所にリンクさせていますので、ご了承ください。
m(u_u)m。。。

もちろん 『尾崎亜美選手権♪』は『岡村孝子選手権』のパクリですsweat01sweat01sweat01

ということで、ひとまずはこの辺で・・・
☆See You Later Alligator∵☆∴


投稿: Hs | 2008年5月11日 (日) 12:58

makoさん、○○○屋で待っています。(ストーカー?&東京は全くわからない)

>やっぱしPTAは大好きです。男前なのも非常にポイント高いし。

確かに。彼は映画監督の中では以上に男前ですよね。ただし毛深い。髭が当たりそうで嫌だなあ。(おいおい)

>登場人物が一人ずつ歌を歌いながら場面がつながっていくところがすごく沁みた記憶があります。

はいはい、ここも素晴らしいですよね。一瞬高視聴率の番組を全員が観ていて、それに合わせて歌っているかと思いました。(←大馬鹿)でもあそこもいいなあ。

ご指摘の通り、アルトマンほどいやらしくないのがいいです。「今宵・・・劇場で」は途中で挫折しました。(激爆)

投稿: ぷくちゃん | 2008年5月11日 (日) 17:48

名盤!さん、コメント感謝です。

やはり観ているのですか!さすがです。今晩「パンチドランク・ラブ」を観るのでコメント入れること。(←恐喝?)

エイミー・マン?誰ですか?(全く今の音楽には詳しくないらしい)

投稿: ぷくちゃん | 2008年5月11日 (日) 17:50

Hsさん、4連投ありがとうございました。

>随所にリンクさせていますので、ご了承ください。
m(u_u)m。。。

随所にリンクでもなんでもOKです。事後報告?オーライ!きゃっほう!(←壊れた)そうやって宣伝してくれるなんて泣けるではないですか。ありがたいことです。

投稿: ぷくちゃん | 2008年5月11日 (日) 19:28

『パンチドランク・ラブ』は観てないんですよね~
『マグノリア』と『エイミーマン』の記事TBしときました。
ヨロシクです。

投稿: 名盤! | 2008年5月11日 (日) 23:23

名盤!さん、コメント感謝です。

あっしも初めてみました。すごく風変わりです。でもじーんときます。

普通のカップルではありません。でも何だか自分に通じるような感じです。

TBありがとうございました。

投稿: ぷくちゃん | 2008年5月12日 (月) 06:25

コレを見たときは所詮アルトマンの真似っこ
ぐらいにしか思わなかったのですが、
う~ん改めて観るとまた違うかもしれません(;・∀・)

投稿: miyu | 2008年5月12日 (月) 20:44

miyuさん、コメント感謝です。

>コレを見たときは所詮アルトマンの真似っこぐらいにしか思わなかったのですが、う~ん改めて観るとまた違うかもしれません(;・∀・)

彼はアルトマンを尊敬していますよね。最新作のクレジットにも「アルトマンに捧ぐ」とあったですよね。

でもいい悪いは別として感覚は新しいような気がしました。違うかな?

投稿: ぷくちゃん | 2008年5月13日 (火) 07:02

『ブギーナイツ』ではそれ程感じなかったのですが、『マグノリア』は作品の長さが悪い方向に働いているような気がします。個別のエピソードはよく出来ていると思いますが、一つの作品として収斂仕切れていない気が...。どこか散漫な印象を受けます。

ただ、その理由を論理的に説明することは出来ないので、あくまでも自分の感覚なのですが...。まあ、いつもの戯言です。

投稿: Yama | 2008年5月26日 (月) 01:17

Yamaさん、こちらも大感激です。

>『ブギーナイツ』ではそれ程感じなかったのですが、『マグノリア』は作品の長さが悪い方向に働いているような気がします。

いやあ、実はまったく長さが感じられませんでした。というのは家でトイレに行ったり中断しながら観ていたからかも。(激爆)

歌で登場人物がつながっていくところは私も映画体験の最高のものになっていたような気がします。

投稿: ぷくちゃん | 2008年5月26日 (月) 07:06

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