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2008年6月 6日 (金)

悲しみが乾くまで

Benicio_del_toro19

 どういうわけかセンチな私です。この映画も私の痛いところを突きました。ところどころ問題はありますが、必見です。(6月6日、 静岡シネギャラリーにて鑑賞)

 夫のブライアン(デヴィッド・ドゥカヴニー)と2人の子どもに囲まれ、幸せな日々を送っていたオードリー(ハル・ベリー)。しかし、ブライアンが事件に巻き込まれ死亡。その葬儀の日、オードリーは夫の親友ジェリー(ベニチオ・デル・トロ)と再会する。ジェリーはかつて弁護士だったが、今はヘロインにおぼれ、堕落していた。(シネマトゥデイ)

 ハル・ベリーもデル・トロもあせっています。アカデミー賞授賞後、さほど大した作品に出ていないのです。そこで勝負をかけたこの一作。

 私はツボにはまりました。気に食わんないところは沢山ありましたが・・・・

 この映画のテーマは沢山ありますが、オードリーが知らないブライアンの姿、というのもその一つでしょう。配偶者のことを一番よく知っているのは配偶者。それは幻想です。自分の知らない配偶者の姿は沢山あります。

 この映画でもその姿に嫉妬する妻の形相が描かれています。自分が愛した夫。でもその夫は自分の知らないことを他の「男性」に話していた・・・・

 昔、ある人に聞いたことがあります。旅行に出ると夫に言って、突如家に帰る。その時、夫は別の人間と愛を交わしていた。それが自分の妹と夫の親友とどちらがいい?答えは自分の妹でした。

 性が同じならまだ嫉妬のしようがあるのです。でもそうでない時は?難しいです。

 私もこの年になると、女性を追いかけてどうのこうのというのは正直なくなってきます。やはり同性のいい友人というのはすごく欲しくなってきます。でもそんなに簡単なものではないのですよね。。。。。

 主題と話がそれました。主人公は自分より夫のことを知っている男を許しはしません。それから話はややこしくなってきます。まるで結婚したら友人は作ってはいけない、というような感じです。

 ベリーとデル・トロの演技は過剰ですが、でも頑張っているかなあ。でもベリーは演技派と呼ばれたい!といったような演技です。

 一番気になったのは、ジェリーがプライベートでザッパ他を聴いているのですが、その聴いている音楽が映画のBGMになるのです。するとそこでドラマの流れがぶつんと切れて、あまり印象は良くなかったです。

 しかし、「結婚」というものの持つ意味が非常に深く読み取れました。感動です。自分もそんな年になってしまったのです。

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コメント

こんにちは。TBありがとうございました。
妻が自分の知らない夫を知っている友人に嫉妬する姿は、何となく気持ちが判る気がしました。
でもジェリーに辛くあたるオードリーの姿には少しイライラもしてしまいましたが…。
ハル・ベリーの演技はたしかに過剰気味でしたね(笑)。容姿はとても美しいままなので、またオスカー絡みになるような演技が見てみたいです。

投稿: リュカ | 2008年6月 7日 (土) 21:02

リュカさん、こんなブログへようこそ。

そうですよね。同性愛者ならともかく、嫉妬が出来ないのは辛いですよね。

でもリュカさんもどうかわかりませんが、妻以外の心のよりどころ、って欲しいものなんですよね。

ハル・ベリー。X-メンだけではちょっと苦しいですよね・・・・

投稿: ぷくちゃん | 2008年6月 7日 (土) 22:45

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