JUNO / ジュノ
パンクとホラーが好きなクールな女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)は、親友ブリーカー(マイケル・セラ)との興味本位にセックスをして妊娠してしまう。中絶を思いとどまったジュノは友だちのリア(オリヴィア・サールビー)に協力してもらい、養子を希望している夫婦を探すことに。理想的な夫婦を見つけ、会いに行ったジュノだったが……。(シネマトゥデイ)
遅ればせながら、アカデミー賞の候補だった5作品を観終えました。さすがに多くの業界人がリストアップするだけあって、どの映画も作り手のメッセージが強く伝わってきました。
昨年だったら「ディパーティッド」がやや落ちる(なのに作品賞)とか言えたのですが、今年に限って言えばどれもこれも私好み。この「JUNO」も期待を裏切らない出来でした。
今年のアカデミー賞の脚本賞をとった作品。非常に話は練られています。ここで考えました。こういう映画の記事を書く時に、どうしても「この話は好き」、「この話は嫌い」、そういう観点だけで書いてはいないだろうか?と。
もちろん、脚本の部分が映画の多くの部分を占めるのに異論はありません。でも映画は総合芸術。それだけではありません。俳優の演技や撮影技術者、音楽、さまざまな要素が絡み合って作り上げられるものです。
話だけ取り上げられれば、この映画は好きではありません。高校生の妊娠中絶、なんて古い考えの私からすると、ナンセンス!勝手にやってろ!ってな感じになってしまう。
しかしながら、オープニングのアニメと実写が混じったところで、もう降参。センスの良さが光るんです。音楽の効果もあって画面から目が離せなくなってしまっています。これぞ、映画製作の妙と言えるのでしょう。
アメリカの田舎町の写し方も素晴らしいし、最後のキスシーンも背景が遠くなっていくのですが、その遠くなっていく時間がすごく遅くてユニーク。改めて映画は話だけではないな、と強く感じてしまいました。
極端な例ですが、映画がすごいのは同じ「中絶」というテーマを描いていて、「4ヶ月、3週と2日」と本作品のようながらりと違うものを作り上げるのが可能ということです。
あそこでは極限に置かれた少女の姿を通じて、その当時の社会を批判しようとしているように見せかけ、本当は「命の尊さ」を訴えているように思えた私ですが、この映画でも変わりありません。最後にハッピー・エンドになりましたが、最後のJUNOは最初に登場した時のJUNOとは確実に何か違っている。
ボーイフレンドにも素直に告白できた彼女。里親探し、その里親たちの離別の姿を見て、やはり「愛の尊さ」を学んだのでしょう。それをストレートに表さないのもこの手の映画らしい、と言えばそうなんですが。
出演者の演技は皆素晴らしいです。義母役のアリソン・ジュネイと里親役のジェニファー・ガーナーの演技を特に絶賛しておきましょう。
Warner Music Japan =music= (2008-04-23)
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原題:JUNO監督:ジェイソン・ライトマン脚本:ディアブロ・コディ出演:エレン・ペイジ、マイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、オリヴィア・サルビー、J・K・シモンズ試写会場 : 有楽町朝日ホール公式サイトはこちら。<Story>16...... [続きを読む]
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興味本位のセックスで妊娠してしまった16歳のジュノ。中絶は思いとどまり、親友の力を借りて、養子を希望しているヴァネッサとマークという夫...... [続きを読む]
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----これって確かアカデミー賞作品賞にノミネートされた作品だよね。
確か『ハード キャンディ』
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主演女優賞にノミネートされてなかった?
「うん。最終的には脚本賞を受賞。
この脚本家のディアブロ・コディという女性は
ブログ『THE PUSSY RUNCH』の作者。
それをネットサーフィン中に見つけたプロデューサーの手により、
自叙伝を出版。
さらには本作の脚本も手がけたというわけ」
----へぇ〜っ。
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受信: 2008年6月16日 (月) 11:25
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{/kaeru_en4/}悪かったな。でも、おかげで「JUNO/ジュノ」はおもしろく観れたぜ。
{/hiyo_en2/}16歳の高校生ジュノが妊娠しちゃった子を養子に出そうとするアメリカ映画。
{/kaeru_en4/}立派なおとなとしては、まゆをひそめそうな話なんだが、結構共感して観れたのは、俺がティーンエージャー並... [続きを読む]
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監督 : ジェイソン・ライトマン
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受信: 2008年6月16日 (月) 20:55
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出演はエレン・ペイジ、マイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、アリソン・ジャネイ、J・K・シモンズ。
ジュノ..... [続きを読む]
受信: 2008年6月16日 (月) 22:24
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JUNO/ジュノ’07:米
◆原題:JUNO◆監督:ジェイソン・ライトマン「サンキュー・スモーキング」◆出演:エレン・ペイジ、マイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイトマン、オリヴィア・サルビー、J・K・シモンズ◆STORY◆16歳のジュノは、バンド仲間....... [続きを読む]
受信: 2008年6月16日 (月) 22:56
» ★「JUNO/ジュノ」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
今週の週末レイトショウは・・・
巷では「インディ・ジョーンズ〜」の先行上映がやってるけど・・・
前売り券1300円で買っちゃったし・・・
14日はTOHOシネマズは1000円の日だし・・・
オスカーの脚本賞を受賞した本作を先に観る事に。... [続きを読む]
受信: 2008年6月17日 (火) 03:10
» 「JUNO/ジュノ」 [首都クロム]
『あなたがまだその気なら、私もそのつもり』という言葉がとても心に残っています。一風変わったユーモアと、ありのまま思うがままを正直すぎるほど真っ直ぐにぶつける、ジュノらしい言葉だと思いました。本心からの言葉には、例えシンプルな表現でも(寧ろそれだからこそ)心を動かす力がありますが、ジュノがヴァネッサに宛てたこの一言はまさにそういう類のものでした。そこにはヴァネッサへの信頼が込められ、爪の生えた生命体をひとつ‘しぼり出す’決意が漲っていて。自分に起きたことを受け止めて解決策を見出そうとする姿勢はとても... [続きを読む]
受信: 2008年6月17日 (火) 21:09
» 「JUNO-ジュノ」みた。 [たいむのひとりごと]
ジュノの家族のあたたかさに泣けた!悪く言えば変人だけど、よく言えば個性的なジュノ。ジュノをどのように理解するかは受け取り手の自由。猪突猛進タイプっぽいし、なんでも気になることはやってみたくなっちゃう体... [続きを読む]
受信: 2008年6月17日 (火) 22:08
» 映画 【JUNO / ジュノ】 [ミチの雑記帳]
試写会にて「JUNO / ジュノ」
アカデミー賞主要4部門にノミネート。脚本家ディアブロ・コーディが初脚本でオスカーを受賞した作品。
おはなし:パンクとホラーが好きな女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)は、親友ブリーカー(マイケル・セラ)との興味本位にセックスをして妊娠してしまう。中絶を思いとどまったジュノは養子を希望している理想的な夫婦を見つけ会いに行く。
16歳の女子高生が妊娠ーー?
そんなのダメだろーーー!と、もう見る前から批判するつもり満々の母親目線の私だったのですが、意外や意外、なん... [続きを読む]
受信: 2008年6月18日 (水) 09:40
» JUNO / ジュノ [心のままに映画の風景]
16歳の高校生ジュノ(エレン・ペイジ)は、
同級生のポーリー(マイケル・セラ)と興味本位にセックスをして妊娠してしまう。
中絶を思いと... [続きを読む]
受信: 2008年6月18日 (水) 16:11
» JUNO ジュノ [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
『そのつもり。』
コチラの「JUNO ジュノ」は、アメリカでわずか7館での公開から、女子高生のジュノ(エレン・ペイジ)の妊娠と同じように”予期せぬ”大ヒットとなり、ついにはインディペンデント映画としては最大の1億ドルヒット、全世界ではなんと2億ドルヒットと....... [続きを読む]
受信: 2008年6月20日 (金) 21:07
» [映画『JUNO/ジュノ』を観た] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』]
☆以下のような状況がアメリカで起こったと言う・・・。
女子高生が“出産協定”17人妊娠 米マサチューセッツ州 2008.6.21 10:06
この状況で問題なのは、若年者の妊娠ではない。
17人の娘が、示し合わせて妊娠している事実である。
彼女らには、前提として、「愛」の結果としての妊娠があったはずなのであるが、
いつの間にやら、「妊娠したときの対応」が大義名分になってしまっている^^;
な〜んか、思考回路のズレ具合が、かなり前にあった「悪魔クン」ネーミング問題に似ている・・・。
... [続きを読む]
受信: 2008年6月22日 (日) 21:35
» JUNO/ジュノ [監督:ジェイソン・ライトマン] [自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ]
個人的評価:■■■■■□[6段階評価] 久々の大満足。すげー面白かった。これから16年かけてジュノと息子の人生の節目節目のエピソードを映画化して壮大なサーガとしてほしい。 [続きを読む]
受信: 2008年6月23日 (月) 01:54
» Juno 「ジュノ」 [表参道 high&low]
ティーンエイジャーが妊娠、出産も養子にだすことも簡単に決めてしまうほのぼのした映画がJuno(ジュノ)でした。 嫁サン曰く大きな感動やドラマチックなシーンもなく淡々と進む作品ですが、賞をとったDiablo Cody(ディアブロ・コーディ)の脚本が優秀で、そのために作った映画のような気がしました。最初はフォークソングが流れてアニメチックな映像によくあるお洒落な青春モノかと思いましたが、16歳の妊娠という重大な事象を従来とは全く違った切り口でテンポよく、風変わりな女の子の会話を中心に進む構成にグイグイ引... [続きを読む]
受信: 2008年6月23日 (月) 15:25
» ジュノ/JUNO [我想一個人映画美的女人blog]
今年のアカデミー賞作品賞ノミネートだった、日本公開では残すところ最後の1本!
アメリカでは口コミで広がって大ヒットを記録した作品がついに日本にやってきた{/hikari_blue/}{/hikari_blue/}
6月公開を前に、試写にて鑑賞してきやした〜。
お題は、10代の妊娠。
とはいえ、コンドームはちゃんとつけましょう、考えて行動しましょう、"出来ちゃった"はイケマセン
というような説教じみた映画ではない。
監督は、コメディ映画の巨匠アイヴァン・ライトマンを父に持つ、
『サンキュー... [続きを読む]
受信: 2008年6月27日 (金) 10:28
» 『JUNO/ジュノ』"JUNO" [mymbleの映画カフェ]
最初はなんかカチンときそうな気がして全然観る気がなかった。でも案外評判が良かったので、自分がどう感じるのか気になって、観てみることにした。 観てみると、確かに、ジュノは案外いろんなことを彼女なりに真面目に考えているし、ちょっとエキセントリックだけれどキュ..... [続きを読む]
受信: 2008年6月27日 (金) 21:53
» JUNO/ジュノ [サムソン・H・トマトマスバーガーの限りなく映画]
= 『JUNO/ジュノ』 (2007) =
パンクロックが好きで、クールな性格の女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)は、親友のブリーカー(マイケル・セラ)と興味本位のセックスをしたがために、「妊娠」をしてしまう。
中絶を思いとどまったジュノは、友達のリア(オリヴィア・サールビー)に協力してもらい、養子を希望している夫婦を探すことにする。
理想的な夫婦を見つけたジュノは、彼らに生まれ来る赤ん坊を「プレゼント」すると決めるのだがが・・。
{{{:
製作..... [続きを読む]
受信: 2008年6月29日 (日) 01:55
» 【2008-147】JUNO/ジュノ [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
人気ブログランキングの順位は?
初めての”大事件”
みんなの心がつながった。
[続きを読む]
受信: 2008年6月29日 (日) 21:41
» 『JUNO/ジュノ』 [cinema!cinema!~ミーハー映画・DVDレビュー]
せっかくの映画の日で、明日は休み。仕事が遅番とはいえ映画を観ずに終わるのはもったいないでしょーと思って、シネ・リーブル池袋でやってた『JUNO/ジュノ』をレイトショーで観てきました。
わずか16歳にして予期せぬ妊娠という事態に直面したヒロインが、中絶や養子縁組と... [続きを読む]
受信: 2008年7月 2日 (水) 03:14










コメント
TBありがとうございます。
生意気で、何でも一人でやれるつもりで、
でも家族や友人の支えなくしては、
生きていけない。
エレン・ペイジはそんな年ごろの女性を
うまく演じてました。
大人の女性はこうあるべきという
一種の強迫観念にも似た、
ジェニファー・ガーナーの熱演との
対比が際立ちました。
投稿: KGR | 2008年6月16日 (月) 08:08
KGRさん、コメントありがとうございます。
女性の描き方が素晴らしかったですね。JUNOもジェニファー演ずる女性も義母も友人も・・・皆さん輝いていました。
最後は出来すぎですが、映画のカメラワークも秀逸だったと思います。センスあふれる一本でした。
投稿: ぷくちゃん | 2008年6月16日 (月) 18:01
こんにちは。
ジェニファー・ガーナーが演じた女性も、とても印象的でした。
ジュノの親友との会話も、ギャルっぽいようでかなり現実的なのが面白かったです。
ところで、こちらのTBですが『インディさん』が届いているのでー
お手数でなければ、また『JUNO』でいらして頂けないでしょうか~
ヨロシクお願い致します。
投稿: となひょう | 2008年6月16日 (月) 21:10
となひょうさん、失礼しました。
インディが予想以上にTBくるのでびっくりしました。皆さん、ご覧になっているのですね。ありがたいことです。
ジェニファー・ガーナー、エレクトラよりいい感じですよね。当たり前か(爆)
投稿: ぷくちゃん | 2008年6月18日 (水) 06:11
こんにちは♪
私も同じ思いでした。
題材自体はとても共感できる類のものではないのですが、OPからすでにグイグイと映画の中に入っていくことができました。
話自体の好き嫌いと映画の出来への感心度は全く違う次元のものですね~。
投稿: ミチ | 2008年6月18日 (水) 09:43
ぷくちゃんさん、こんにちは~
「インディ」にTBありがとうございました!
こちらにはTB入りましたが「インディ」には行かないみたいです~ゴメンなさい!
私も全く同じ気持ちです。
デカイボトルをグビグビ飲みながら、アニメのように流れていくオープニング、
役者さん皆さん上手だし、映画としての仕上がりは良かったと思います。
それと内容に共感できるのは違うのでね~
生命をテーマにしたら、この軽さがどこか曖昧で複雑な思いは残りました。
投稿: オリーブリー | 2008年6月18日 (水) 16:24
ミチさん、コメント感謝です。
>話自体の好き嫌いと映画の出来への感心度は全く違う次元のものですね~。
そうなんです。もう少し、映画のトーンなども話題にしていこうかな、と考えています。
本当、話の内容はばかばかしくてJUNOの行動も褒められたものではないし、共感もできませんが、すごく良くできた映画でした。
投稿: ぷくちゃん | 2008年6月19日 (木) 06:37
オリーブリーさん、コメント感謝です。
>こちらにはTB入りましたが「インディ」には行かないみたいです~ゴメンなさい!
いえいえ、わざわざコメント残してくださってすいません。ありがとうございます。
>それと内容に共感できるのは違うのでね~
生命をテーマにしたら、この軽さがどこか曖昧で複雑な思いは残りました。
そうなんです。わかってくださってありがとうございます。どうしても映画のこと書くと話に共感できるとかそちらに行ってしまうのですが、映画の出来の素晴らしさは別の話です。これは本当によくできた映画だったと思います。
投稿: ぷくちゃん | 2008年6月19日 (木) 06:40